こんにちは、NY de Volunteerです。6月10日にブルックリンのLeaders High Schoolにて第6回目のJapan Clubを実施しました!夏休み前の最後の今回は、照り焼きチキン作りとけん玉体験を行いました。
>目次
こんにちは!
けん玉に興味津々!
ゲームタイム:景品を賭けてけん玉リレー
黄金比のタレで照り焼きチキン
こんにちは!
いつもの教室に入ると、10名の生徒たちが集まってくれていました。中には初回から毎回参加してくれている顔馴染みの子も。いつも通り、ボランティアさんが各テーブルにつき、日本語で挨拶を練習します。定番の「こんにちは、私の名前は〜です」からステップアップして、「お元気ですか?」というフレーズも練習しました。恥ずかしそうにしながらもチャレンジする姿に、教えるこちらも自然と笑顔になります。
けん玉に興味津々!
次に、けん玉を紹介します。日本の昔遊びの一つとして定着しているけん玉ですが、実はフランスのおもちゃが江戸時代に日本に伝わり、今の形になったことを知っていましたか?そんなトリビアも披露しつつ、けん玉の説明と基本の遊び方をデモンストレーションしました。
大皿・中皿・小皿・とめけん・ろうそくなど、基本的な技を紹介して、高校生たちもけん玉に挑戦します!玉を垂直に振り上げるという動作が意外と難しかったようで、みんな最初は苦戦していました。すぐに飽きてしまうかな?と心配だったのですが、なかなか技が決まらないもどかしさから、みんな真剣に練習しています。
ゲームタイム:景品を賭けてけん玉リレー
少しずつ技ができるようになったところで、けん玉を使ったチーム対抗ゲームを行いました。二つのチームに分かれ、1人ずつけん玉の技(技は何でもOK)にチャレンジ。1回成功したら次の人にバトンタッチ。先に全員が技を成功させたチームが勝ちというルールです。
トップバッターの生徒2人が前にたち、スタート!サクサクと成功してバトンタッチしていくAチームを横目に、Bチームの生徒は苦戦…。このままではAチームの圧勝かな?と思ったら2番手以降ジリジリと追いついて両チーム大盛り上がり!最後はAチームが10秒ほど早くゴールして終了しました。
勝った生徒たちには、団体に寄付されていたあみぐるみをプレゼントしました。景品はお菓子の方が喜ばれるかな〜と思っていましたが、予想以上にあみぐるみが人気で、とても楽しそうに景品を選んでいました。
黄金比のタレで照り焼きチキン
最後は、メイン企画のクッキングタイムです!今回は、照り焼きチキンを作りました。アメリカのレストランやスーパーでもよく見かける「Teriyaki」ですが、アメリカの味付けは濃すぎたり甘すぎたり、日本で食べ慣れた味とは大分違います。今回は、本場の照り焼きの味を知ってもらいたいと思い、タレから作ることにしました。照り焼きソースの黄金比(醤油、酒、みりん、砂糖を2:2:2:1で混ぜる)を説明して調理スタート!
お肉に火が通りタレを回しかけると、教室中にいい匂いが広がります。裏で炊いていたご飯と用意していたブロッコリーも添えて、実食です!「どう?美味しくできた?」と生徒たちに声をかけていると数名全くお肉に手をつけていない事に気づきました。理由を聞くと、宗教上の理由でお酒が入っている料理は食べれないとのこと。毎回肉の代替となる具材は用意していくのですが、お酒のことは盲点でした。その場でボランティアさんとスタッフで相談し、砂糖と醤油だけのソースで照り焼きを作り、無事全員で照り焼きを食べることができました。
最後に集合写真を撮って本年度最後のJapan Clubを締めくくりました。スタッフとボランティアさん一人一人に「ありがとう」と言いながらハグをしてくれた生徒や、スマートフォンにローマ字で書いたメモを読みながら一生懸命お礼を言ってくれた生徒もいました。このプログラムは些細な活動ではありますが、子供たちの視野を広げることに貢献できたと実感できた瞬間でした。
学校が夏休みに入るため、Japan Clubの活動も一旦ここで一区切りとなります。スポンサーとしてサポートしてくれたJapan Foundation NY、その他企業様や熱心に参加してくださったボランティアの皆様のおかげで、継続的にプログラムを提供することができました。温かいご支援、ありがとうございました。
今後もボランティアの皆様にとって新しい発見の機会や有意義な時間となるような活動を企画してまいりますので、ぜひ我々の活動にご参加ください!
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