皆様、こんにちは!NY de Voluteerです。
Leaders HSのIntensives week(校外学習)、火曜日に行われた「茶道」の回の様子をお伝えしたいと思います!
茶道
2日目となる火曜日は「茶道」。本日先生を務めてくださるのは長野佳嗣氏。広島の地で400年続く武家茶道上田宗箇流の正教授。2019年よりニューヨークに拠点を移し、ご活躍中です。昨年もIntensives weekにご協力いただいています。
Globus Washitu(889 Broadway, New York, NY 10003)の入口でスタッフ・ボランティアさんでまずは待ち合わせ。ニューヨークにある茶室とはどんなだろう!私たちもわくわくしています。
昨日同様、前半と後半に分かれて体験は行われる予定です。
時間になり、生徒たちをお迎えしました。生徒たちは初めてみる茶室に思わず…「So cool!!!」。
あまりにきれいな和室に生徒たちは驚きを隠せないようです。どこか厳かな雰囲気を感じつつ、生徒たちがとても楽しみにしていることが伝わってきました。
まずは和室に座り、長野氏より「茶の湯」の歴史についてご説明頂きました。
その前に…!はじめは緊張して正座をしていた生徒たちですが、「リラックスして話を聞いてくださいね。足もくずしてよいですよ。」とお声をかけていただきました。
実は「茶の湯」は16世紀、戦国時代に最も隆盛を極めました。元々心を落ち着かせながらいただく飲み物だったため、戦国時代、日々命をかけて戦う武士たちが心を落ち着かせ、仲間たちと深く心を通わす癒しの時間でもあったのです。という背景をご説明いただき、正座をして緊張しながら頂くイメージが強かったのですが、私たちも含めそのイメージが変わっていきました。
これからテストや、各部活の試合などを予定している生徒も多く、「ぜひ今日はリラックスしてほしい!」とお話頂きました。
その後は長野氏より直接1人代表して一服いただくことに。背筋を伸ばして、少し緊張の様子が見られました。頂いた時のお作法も教えてくださったので、「ありがとうございます」の気持ちを込めて受け取ります。
そして質問コーナーを設けて頂いたので、生徒たちからいくつか質問がありました。初めてみる茶道の道具に興味深々のようです。また長野氏がなぜ茶道を始めたかも教えてくださいました。
和室に飾られている花についてご説明頂いたり、1つ1つに大きな意味や伝統があることに生徒たちは感動している様子です。
最後に生徒全員にお茶を頂きました。生徒たちは美味しかったようで最後まで飲み干していました。昨日、空手で元気いっぱいになった生徒たち。翌日は和室に入った時は緊張の様子が見られましたが、長野氏のあたたかな雰囲気にどんどんリラックスしていったようです。素敵なティーセレモニーをありがとうございました!
そしてボランティアの皆さま、朝早くからありがとうございました!!
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