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【活動報告】NECTJ 文化祭

みなさん、こんにちは!NY de Volunteerです。

2月12日(水)、マンハッタンのUpper East SideにあるHunter Collegeにて開催されたNECTJ文化祭に、私たちNY de Volunteerも「切り紙体験・桜アート作成」の企画で参加しました!


NECTJ文化祭とは?

北東部日本語教師会(NECTJ)が主催するこの文化祭は、ニューヨーク、ニュージャージー、コネチカットの3州から日本語を外国語として学ぶ高校生約350人が集まる、日本文化を体験できるイベントです。今年で30回目を迎え、「春祭り」から「文化祭」に名称を変更し、より幅広い文化体験を提供する場として開催されました。生徒たちにとっては、日本語学習の成果を活かしながら、日本文化を楽しめる貴重な機会となっています。


企画内容

今回、私たちは「みんなで咲かせよう:折り紙桜プロジェクト(Blossoming Together: An Origami Sakura Project)」と題して、「切り紙体験・桜アート作成」を実施しました。




活動内容

イベントでは、学生たちが切り紙で作成した桜に、「あなたの思う日本らしいもの/こと」をそれぞれ考えてもらい、日本語で書いてもらいました。完成した桜は、模造紙に描かれた大きな桜の木に貼り付けられ、参加者全員で一つの桜アートを作り上げました。

作成の過程では、参加してくださったボランティアの方たちが、日本語と英語を交えながら参加者をサポートし、言語や文化の壁を超えた交流を楽しみました。学生たちは、互いの考えを共有しながら日本文化への理解を深め、温かい雰囲気の中で創作活動を楽しむことができました。




活動の経緯

活動の背景には、「学生自身が日本語を使って考え、実際に表現してみる機会を提供することで、異文化交流をより主体的なものにしたい」という考えがありました。 日本の伝統文化の一つである折り紙を折りながら、自ら考えた日本語の言葉を書くという体験は、学生たちにとって単なる工作にとどまらず、「日本語に触れ、意味を持たせる」深い学びの時間になるはずです。この取り組みを通じて、日本語や日本文化への関心を高めるとともに、一人ひとりが小さくても自ら行動する第一歩を踏み出す機会を提供したいという思いから開催しました。



事前準備

学生たちが到着する前に、まずは折り紙の練習をしました。最初は「難しい!」という声もありましたが、何度も繰り返すうちに、ボランティアさん・運営スタッフ全員が説明書なしでスムーズに折れるように!当日のサポートにも自信がつきました。




文化祭本番

文化祭開始と同時に、多くの学生たちが私たちのブースに集まり、切り紙体験がスタート!

最初は桜を完成することができるのか不安そうにしていた学生たちも、サポートを受けながらどんどん上達!「すごい!」「上手!」といった温かい声が飛び交い、会場はとても賑やかな雰囲気になりました。

桜の切り紙を作る合間には、英語と日本語を交えて会話しながら、言葉の壁を越えた交流が生まれました。



参加者は完成した桜の切り紙を桜の木に貼り、一人ひとりが作った桜から、ついに大きな桜の木が完成!「おもてなし」「和」「すし」「アニメ」など、さまざまな「日本らしさ」が書かれた桜の花びらが満開の木を彩りました。



ボランティア参加者の声

・普段話す機会がない高校生の子達とお話が出来てとても楽しい時間だった。

・学生一人一人がそれぞれの表現で懸命に日本について伝えようとしてくれる姿が強く心に残った。


おわりに

今回のNECTJ文化祭では、日本語を学ぶ高校生たちと直接交流し、日本文化を一緒に楽しむことができました。ボランティアスタッフと学生の方たちが、試行錯誤しながら交流を深めている様子は、笑顔があふれていて、非常に温かい空間でした。

初めてボランティアとして参加した私にとって、この経験は単なる「楽しいイベント」ではなく、「自分にも何かできることがある」と実感できた時間でした。

参加してくださったボランティアの皆さん、朝早くからありがとうございました!!

また最後まで読んでいただきありがとうございました!


ライター:NYdV運営スタッフ だいち

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1178 Broadway, 3rd Floor Box #125
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