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【活動報告】Brooklynの高校にてJapan Clubを発足!

皆様、こんにちは!NY de Volunteer です。

2021年からプログラムを提供しているBrooklynのLeaders High Schoolにて、今年度から新たにJapan Clubを運営させていただけることになりました。11月21日(火)に実施したJapan Club第一回の様子をお伝えします!



▼目次


Japan Club発足の背景

Leaders High Schoolには日本語のクラスが以前はあったのですが、1年で打ち切りになってしまいました。それでも校長先生や外国語担当の先生から、日本語や日本の文化に興味のある生徒たちがいるので定期的に訪問してほしいとリクエストがあり、放課後のクラブ活動の一つとして日本の文化を伝えるプログラムを提供することになりました。


NY de Volunteerとしても、生徒たちの成長を長期的に見守ることができるプログラムを作りたいという背景もありました。月に1~2回ほど定期的に関わり続けることで、生徒たちのこと・ローカルの学校の様子・彼らの置かれている環境について、より深く理解したいと考えています。




第一回目は手巻き寿司と味噌玉作り

多くの生徒に関心を持ってもらえるよう、ベイキングクラブとコラボレーションして日本食クッキング体験を行いました!ベイキングクラブの生徒にアドバイスをもらい、メニューはTHE日本食というイメージのあるお寿司とお味噌汁にしました。協力してくれた生徒たちや校長先生の宣伝のおかげで、定員の20席を超えて多くの生徒が参加申込をしてくれました。


今回はNY de Volunteerの運営スタッフ4名の他に、三井住友信託銀行の社員の方が2名、一般応募で参加してくださった2名の方がボランティアとして参加してくださいました。3:25pmに授業が終わり放課後になると、調理室に続々と生徒たちが集まってきます。初回ということもあり、初めは大人しく席に座っている子が多かったです。各テーブルにてボランティアさんがリードして自己紹介をし、日本語での挨拶(こんにちは)を練習しました。そのあとNY de Volunteerの代表が「こんにちは〜!」と挨拶をすると、少し恥ずかしそうに返事をしてくれました。これから月に1回のペースでこのクラブを実施するので、回を重ねるごとに仲良くなれることに期待です!



味噌玉を作ってみよう!

このJapan Clubでは、日本文化を楽しんでもらうだけでなく、生徒たちの将来役に立つような知識を身につけてもらうことをゴールとしています。そのため、今回は家でも簡単に再現できるように、味噌玉を使って簡単に味噌汁を作る方法を教えることにしました。出汁入りのお味噌と乾燥した具材を使って、ラップに包むだけ!乾燥ワカメをポリポリ味見をしている生徒もいました!味噌玉はお土産としてお家に持って帰ってもらいました。お家の人と一緒に飲んでくれたかな〜?




手巻き寿司作りに挑戦!

次に、手巻き寿司の具材をカットします。衛生上の観点から生魚は避け、ニューヨークでも手に入れやすい具材を用意しました。

  • きゅうり

  • カイワレ大根

  • 卵焼き

  • アボカド

  • スモークサーモン

  • カニカマ


「手巻き寿司は日本では庶民的な料理で、家庭で簡単に楽しめるものなんだよ〜」と説明し、巻き方や具材の切り方をデモンストレーションしました。あまり料理をしたことのない生徒も数名おり、包丁作業に真剣に取り組む姿が微笑ましかったです。酢飯をうちわで冷ます工程では不思議そうな様子で観察していました。




実食タイム!

各テーブルのボランティアさんがまずお手本を作り、その後生徒たちも手巻き寿司に挑戦です!みんな様々な具材の組み合わせを試して楽しんでいました。食べながら作っている生徒もいれば、4つほど一気に作って後にゆっくり食べる生徒、持ち帰り用を作っている子もいました。この中で一番好きな具材は?と一つのテーブルで聞いてみると、意外にも「卵焼き!」という返答が多かったです。裏でスタッフが調理していた味噌汁もコップに入れて提供しました。




まとめ&次回予告

初回ということもあり、スタッフは準備や当日の作業に終われましたが、生徒たちもボランティア参加者の皆様にも楽しんで頂けました。また、今回使った白米は、全農アメリカ様にご寄付頂きました。サポートしてくださる企業の皆様、いつも暖かく迎え入れてくれる校長先生や学校のスタッフ、貴重な時間を割いて参加してくださったボランティアの方々、ありがとうございました!






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