みなさん、こんにちは!
少し前になりますが、9月13日・15日に運営スタッフ説明会を行いましたので今回はそのレポートをお届けします。
NY de Volunteerでは常に運営スタッフを募集しています。イベント参加者に声をかけると「興味はあったけれど、連絡する勇気がなかった」とお話してくださるケースがあります。
新しい一歩を踏み出すきっかけを探している方が、まだまだいらっしゃるのではないか。まずは気軽に説明会へ参加していただきたいとの思いから、今回2日間にわたる説明会を企画しました。
インスタグラムやメーリングリストで募集をかけてみたところ、なんと連絡をくださった方は合計で15名近く…!私たちスタッフも気合が入り、少し緊張しながら当日を迎えました。
NY de Volunteerのミッションと活動紹介
第1部ではそれぞれ簡単に自己紹介をして頂き、NY de Volunteerの設立者である日野紀子からチェンジメーカーの必要性や今後の社会課題について説明していきます。NY de Volunteerのミッションは「チェンジメーカーを育成すること」。ボランティアという社会との繋がりを通して、社会課題を「自分事」として捉え、チェンジメーカーを育成していきたいと考えています。一見難しそうに聞こえるミッションですが、今まで企画したボランティアイベントや学生向けのGlobal Leadership Programなどの写真やエピソードを通じて具体的にお話していきました。
私の実体験をお話しました!
第2部では、現スタッフとしての私の体験談をお話ししました。ある日、事情を抱えた方々へ食事を提供するスープキッチンのボランティアに参加したときのことです。活動後、数名のスタッフとカフェに行き、それぞれの感想を話し合いました。衛生面に大きな問題は感じず、ベジタリアンへの配慮もなされていたため、私は「いい場所ですね!」と明るく答えました。
しかし、そのとき先輩スタッフの一人から「私はそうは思わなかった。栄養面で心配な内容の食事しか提供されておらず、何度も食事を取りに来る人もいた。これは大きな社会問題だと思う」と指摘を受けました。私はその言葉を聞いてハッとし、「無料で提供されている食事だから、これくらいで十分」という考えが自分の中にあったのではないか、と気づかされました。
この気づきを、翌週のスタッフミーティングで話しました。本来、私は自分の気持ちを共有することが得意ではありませんが、毎週のミーティングを通じて信頼関係が築かれていたからこそ話せたことだったと思います。この経験は、自分と向き合うきっかけになりましたし、運営スタッフとして活動する醍醐味を感じる場面でもありました。
集まってくれた仲間たち!
最後に「探している新しい仲間」というスライドがでてきます。
どんな応募条件があるのか…ドキドキですが、これはただ1つ。
「特別なスキルも英語力もなくて大丈夫。やる気があって、一緒に運営・企画を盛り上げてくれる人大歓迎」!!
スキル以上に大切にしているのは、社会課題に取り組むチェンジメーカーの育成に積極的に向き合い、前向きに挑戦しようとする姿勢やマインドセットです。
質問コーナーを設けましたが、皆さんが積極的に質問してくださり、設立者の日野も一つひとつ丁寧に回答。スタッフ自身も新たな学びを得られる、充実した時間となりました。
この説明会を経て、3名の方が改めて応募を決めてくださいました。
(その後も応募が続き、さらに1名の方が追加で参加決定!!)
先日は早速対面ミーティングを行い、それぞれの得意分野を活かした熱い議論が交わされました。
また今回は運営スタッフ応募を見送りとされた方の中にも、「まずは単発のボランティアから参加してみたい」とメッセージをくださった方もいます。説明会を通して真剣に考えてくださる方が多く、開催者としても大変励みになりました。
これからもNY de Volunteerをどうぞよろしくお願いします!
今後、NY de Volunteerではさまざまなイベントを企画していきます。
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ライター:NYdV運営スタッフ みく
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